【盛り上がる!】小学生に人気の大人数でできる外遊び10選
みなさんこんにちは!ゼロワンです。
「外遊びを再び日本の文化に」をミッションに掲げる我々は今回、小学生に人気の大人数でできる外遊びを10選ご紹介します。
記事の冒頭では外遊びの重要性を紹介しつつ、私たち大人が懐かしく感じるものから、少しマニアックな遊びなど豊富に取り揃えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
そして大人も一緒に遊ぶと楽しいものばかりなので、子供たちと一緒に身体を動かすのもおすすめですよ。
目次
- 1.外遊びの重要性
- 2.小学生に人気の大人数でできる外遊び10選
- 2.1火水木
- 2.1ケイドロ
- 2.3とらとら
- 2.4むしあつめ
- 2.5ドッジボール
- 2.6ドッヂビー
- 2.7ゾンビ鬼ごっこ
- 2.8ろくむし
- 2.9後出しジャンケン
- 2.10じゃんけん列車
外遊びの重要性
まずは、外遊びの重要性について少しご紹介できればと思います。
外遊びは子供の心と身体の健康にかかせないものです。
厚生労働省でもこのような提言をしています。
「子どもは、遊びを通して、仲間との関係を育み、その中で個の成長も促される。」
出典:厚生労働省
室内遊びでももちろん学べることはたくさんありますが、外遊びですと子供たちが伸び伸びと思いっきり遊ぶことができます。
室内では経験することのない「寒い」「暑い」などの気温の変化、虫や草花などの自然と触れ合うこと、身体の五感をフルに使えるのも外遊びの醍醐味です。
そして太陽の光を浴びることで身体にビタミンDが形成され、骨の成長を穏やかにし、子供の身体を健やかに保つという効果もあります。
身体の健康だけでなく心の健康にも注目すると、外での遊びは室内という限られた空間では得ることのできない開放感や、身体をフルに動かせることなど、縛りのない空間での行動は子供のストレス解消にもなるのです。
外遊びを通じて仲間との協力の仕方や、自然と触れ合うことでの様々な経験、開放的な空間で遊ぶことでのストレス緩和等、子供にとって良い環境を整えるには外遊びがおすすめですよ。
小学生に人気の大人数でできる外遊び10選
盛り上がる外遊び1:火水木(ひみずき)
出典:蓮見幼児学園ブログ
火水木と書いて「ひみずき」と呼ぶこの遊びは、ルールがとても簡単で面白いゲームです。
- まず集まった人を、「火組」「水組」「木組」の3つに分ける。
- 火は水から逃げ、水は木から逃げ、木は火から逃げて、捕まったらその陣地に連れて行かれる。(陣地は〇など、捕まった人が入れるくらいの大きさで◎)
- ただし、連れていかれた人は、自分のチームの人が助けて(タッチすればOK)くれれば復活。
- 制限時間を戦い、最も相手を捕まえた数の多かったチームが勝利。
「さんかく鬼ごっこ」という遊びとほとんど同じルールで、幼稚園児、低学年の子でも遊べる簡単さです。
幅広い年代で遊ぶことができ、もちろん大人が混じってもとても楽しいですよ。
大人数で遊ぶとワーッと盛り上がり、子供たちはキャッキャ言いながら敵陣地の子たちを追いかけまわしています。
捕まった子たちも「早く助けてー!!」「タッチしてー!」と仲間に助けを求め、その仲間を助けに行く味方たちの姿も楽しそうです。
延々と続けられるゲームなので、終わったあとの子供たちはクタクタです(笑)
ゲーム終了後はしっかりと水分を取るのが良いですね。
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び2:ケイドロ
出典:ミックスじゅーちゅ
ケイドロ(またはドロケイ)は、警察が泥棒を追いかけるゲームです。
- まず泥棒がつかまったときの「ろうや」という陣地を作り(〇などの陣地でOK)、スタート。
- 「警察」よりも「泥棒」のほうが人数を多くして、警察に追いかけられるところを泥棒は逃げ回る。
- 警察にタッチされたらろうやに入り、泥棒が助けに行ったら(タッチでOK)ろうやから出ることができる。
- 警察が泥棒を全員捕まえることができれば警察の勝利、時間内で泥棒が逃げ切れば泥棒の勝利。
- 役割を入れ替えて2回戦へ。
ただ追いかけるだけではなく、実は奥深いドロケイというゲーム。
ろうや番から仲間(泥棒)を救うために、オトリを使った作戦や、警察も泥棒が逃げ回るところを追いかけながらも、ろうやから逃げ出さないように常に広範囲にわたって見張っていないといけません。
私たち大人も懐かしいと感じるゲームではないでしょうか。
身体だけでなく頭も使いながら遊ぶゲームなので、知育にも良いかもしれませんね。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び3:とらとら
出典:いこーよ
このゲームは、「より大きな声を出したほうが勝ち」というルールです。
※筆者が学生時代に学童保育のアルバイトで教えてもらった遊びです!
- チームを二手に分ける
- 先頭の子の名前をお題にする。
- 各チーム順番に対象となる子の名前を「○○ちゃんだ!○○ちゃんだ!」と叫ぶ。
- これを交互に1度もしくは、盛り上がったら複数回行う。
- 最後に両チームが同時に声を発します。
- 勝利判定。
判定は主審の主観でOKです。
大声を出すことでストレス発散になることと、自分の名前をみんなが呼んでくれることにちょっぴり嬉しさを感じることもあります。
「いくぞ!」「もっと大きい声で!」と子どもたちみんなが大盛り上がりし、協力して大声を出します。
大きい声を出す機会はなかなか無いと思うので、子供たちも嬉々として参加していますよ。
一見単純なルールではありますが、「もう一回しよう!」「またやろうよ!」と盛り上がりを見せるゲームです。
盛り上がる外遊び4:むしあつめ
出典:いらすとや
学校や公園にいる虫をお題にして子どもたちがその虫たちを集めます。
- スタンプカードなどを作り、そこに制限時間を設けることで、子どもたちは真剣に虫を集めます。
「むしあつめ」は筆者も大好きでした。
特にだんごむしをたくさん集めるのが好きで、コロコロとする可愛らしさにいつも心を奪われておりました。
触っても特に問題のない虫を集めるがおすすめですね。
例えばだんごむし、バッタ、てんとう虫など、噛みつかない、子供の身体を傷つけない虫が良いです。
虫を触ることが平気な子であれば特に問題はないのですが、虫が苦手な子には無理して触ったり、捕まえたりしなくても大丈夫ですよ。
そんなときには虫を触ることが平気な子に捕まえてもらい、虫かごなどに入れて観察するのが良いでしょう。
虫が苦手な子は、噛みついたり飛んできたりするかもしれない…と恐怖を覚えています。
ですので、虫が平気な子や大人が触って見せてあげて、「ほら、なにもしないよ」と教えてあげると良いです。それから安心して触れるようになったという例もあります。
小さな生き物を大事にすることで優しい心が芽生え、命の大切さを学ぶきっかけにもなるので、むしあつめはぜひ楽しんで観察してみてくださいね。
盛り上がる外遊び5:ドッジボール
出典:まなびのたね
おすすめポイント
老若男女問わずみんなが盛り上がることができるドッジボールは、外遊びにはかかせない遊びですよね。
- プレーヤーも観客も盛り上がる
- メンバーによってルール変更も可能
遊び方概要
出典: イラぽん
- 大きいボールを用意。
- 地面に長方形のコート。10m×20mぐらいを描き、真ん中に線を引いて2面に分ける。
- グーパーなどで2チームに分かれる。
- 自分達のチームのコート(内野)に入る。
- 何人かは「外野」として相手のコートの外側に立つ。
- ジャンケンをして勝ったチームがボールを持ってゲームをスタート。
- 内野もしくは外野からボールを当てられてキャッチできなければアウト
- キャッチしたらセーフ
- 頭に当たった場合はセーフ
- 相手チームを全滅させるもしくは、制限時間後の集計にて内野の人数が多かったチームの勝利
その他注意点や工夫する点
- 内野でボールに当たっても味方がキャッチをすればセーフ
- 区画線を超えてボールを投げた場合は相手ボール
- 区画線際でボールを同時にキャッチした場合はじゃんけん
年代によってコートの大きさを変えたり、ボールの柔らかさや大きさを変えたりして、みんなが快適に楽しめるようにすると良いですね。
低学年の子であれば、投げられたボールを取るときにワンバウンドまではOKにしたり、ボールが当たっても、味方の子が取ればセーフにしてあげたりなどのハンデを作ってあげても良さそうです。
ボールをたくさん投げられる子、逃げるのが得意な子、ドッジボール自体が苦手な子といろいろいるので、上手くバランスを取ってチーム分けをしてあげましょう。
なかにはボールを2つにするなどの独自ルールもあり、スリル満点な遊びにすることもあります。
子供たちもきゃあきゃあ言いながら汗びっしょりと夢中になって遊ぶので、こまめに水分補給をしてあげてくださいね。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び6:ドッヂビー
出典:ラングスジャパン
9m~18mほどの大きさのコートで、ボールの代わりにフリスビーを相手に投げて当てるというドッジボールのフリスビーバージョンというようなゲームです。
ルールは先程のドッジボールとほぼ同じで、ボールよりも持ちやすく当たっても痛くないという特徴があります。
内野が0人になったら負けで、外野が敵の内野にフリスビーを当てて復活できるところもドッジボールと同じルールです。
フリスビーのサイズも様々で、20センチから60センチとあるので、大きさによってゲームの勝敗を決めることにもなりますね。
小さい子でも持ちやすく、手首を使っての投げ方でフリスビーの動きが決まるので、これもまた面白いところです。
ケガが少ないゲームなので、幅広い年代層で一緒になって遊ぶこともできます。
思った方向に行かずに変な向きへ投げてしまったり、思いもよらぬ動きでスーパープレイを発揮したりと、子供たちも大盛り上がりで大人もハマるほどの勢いです。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び7:ゾンビ鬼ごっこ
出典:ミックスじゅーちゅ
ゾンビ鬼ごっこは別名「増やしゾンビ」とも言います。
タッチされると鬼になってしまい、鬼が増え続けるというルールが特徴です。
- 最初にゾンビ役を一人決め、ゾンビのように両手を前に出しながら他の子を追いかけます。
- 「あー」「うー」などゾンビのモノマネをしながら行うようにする
- 最後の一人がゾンビになるまで続ける
- 全員がゾンビになるもしくは制限時間内にプレーヤーが逃げ切ったらゲーム終了
普通の鬼ごっこは、鬼役になるのがイヤだと感じる子も多いかと思いますが、このゲームですとタッチされたら鬼役を代わるのではなく、その子も鬼になってしまいます。
1人で追いかける大変さや孤独感がなくなるという特徴もあるので、小さい子でも参加しやすいです。
筆者も子供の頃やりましたが、最後の1人に残るとちょっぴり英雄扱いされて嬉しかった…なんて思い出もあります。
鬼が増え続けるので、狭い場所でのプレーはすぐに捕まってしまいます。
長く続けながら楽しく遊ぶのであれば、広大な広場でのゲームがおすすめですよ。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び8:ろくむし
出典:ミックスじゅーちゅ
オニと子を決め、オニが投げるボールをよけながら、離れた円の間を往復するゲームです
- 20mほど離れた場所に円を描く
- オニ役を2人決め、柔らかいボールを投げ合う間を子どもがボールをよけながら走り、その間を往復する。
- 一往復したら「いちむし」、2往復したら「にむし」、6往復したら「ろくむし」となり、ボールに当たらずにろくむしまで行けば子の勝ち。
- 子はいったん円から出ると、反対側の円に行くまで同じ円には戻れない。
- 円の外に出ている間にオニにボールを当てられたらアウトとなり、全員を当てることができればオニの勝ち。
最初に2回当たった人が次のゲームでオニになるルールです。
円の感覚を広くしたり狭くしたりすることでもゲームの面白さが違ってきます。
子がボールをキャッチしたら遠くに投げても良いというルールもあるので、子供の人数や年齢によってゲームを進めやすくしても良いですね。
オニがボールを投げる位置を遠くに設定するなど、そのチームの特性によって臨機応変に変えてみてください。
「よし!今のうちに逃げろー!」「うまくよけろー!」という声掛けなど子供たちも大興奮ですよ。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び9:後出しジャンケン
出典:ミックスじゅーちゅ
- じゃんけんの親を決める
- 親が「後出しジャンケン、ジャンケンポン」とかけ声をかけ、頭の上にジャンケンを出す。
- 参加者は親の「ポン」のあとに「ポン」と応えながらジャンケンを出す。
- 1と2を、「ポン」のタイミングを最初はゆっくり、徐々に速くなるように10回程度繰り返す。
- 慣れてきたら、テンポ良く行い、難易度を徐々に上げていきます(親と「あいこ」→ 「勝つ」→「負ける」の順に進行)
後だしジャンケンは、「ジャンケンポン!」「ポン!」のリズムで、先に出した手よりも勝つというルールが一般的です。
先に出した手よりも負けてしまったり、あいこを出してしまったりなどミスが起こるたびに「うわー!」と大盛り上がりします。
ですがここで、後だしジャンケンの「負け」バージョンがありまして、先に出した手よりも負けるというのが、意外にも難しいです。
普段であればジャンケンは勝つのが一般的で「勝ちたい」という気持ちが先行するので、わざと負ける手がなかなか出てきません。
勝つほうの手か、あいこの手が出てしまうなど頭の中で混乱してしまい、それもまたこの後だしジャンケンの面白さです。
これだけ脳を使う遊びであれば知育にもよさそうですね。
ゲームをしている子たちだけでなく周りで見ている子も一緒になって盛り上がることができ、どこでもいつでも出来るというのもこのゲームの魅力です。
また、このゲームは外遊びをする際に、お友達の待ち時間に場繋ぎゲームとして大きな役割を果たします。
子どもたちが退屈しない→後出しジャンケン盛り上がる→他の子達が気になってやってくる→結果として盛り上がり、また早く子どもたちの集合も促せる心強い遊びです。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
盛り上がる外遊び10:じゃんけん列車
出典:保育のひきだし
体格差や年齢差が関係なく、老若男女問わずみんなが楽しめる遊びです。
- 全員が独立した状態でスタート。
- ピアノやスピーカーなどで音楽を流し、音楽が流れている間は歩き回る(リズムに乗ったり、ダンスしたり、楽しく身体を動かせばOKです。)
- その音楽が止まったときに、近くにいる人とジャンケンをして、ジャンケンに負けた人は勝った人の肩の上に手を置いて、後ろにつく。
- 音楽➡ジャンケン➡後ろにつくを繰り返し、最後に先頭になった人がチャンピオン。
長い列になるので、歩幅などペースを合わせないとケガをすることがあります。
事前にルールを決めて、走ることや早歩きなどしないよう注意することが大事です。
遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
その他にも100個以上の外遊びを紹介
今回は、外遊びを10個紹介しましたが、それ以外にもゼロワンでは「外遊び図鑑」というコンテンツに100個以上の外遊び記事を紹介しています。
気になる方は是非チェックしてみてください。
盛り上がる外遊びを是非実践してみてください
今回ご紹介したお外で遊べる10個の遊びは、比較的カンタンなルールばかりで参加しやすく、子供同士のコミュニケーションにも最適です。
子供のときは、相手に話しかけたり関わったりすることを恥ずかしいと思う場合もあるようです。
ですが一緒にゲームをして協力をすることで相手との心の距離が縮み、「もう一回やろうよ」「また遊ぼう!」と子どもにとってかけがえのないお友達になることもあります。
外遊びで解放感を味わいながら思いっきり遊ぶことで、子供たち本来の自然な姿を見ることができますよ。
ぜひとも今回紹介させて頂きました、様々な外遊びをたっぷり楽しんでくださいね。
0コメント