道具を使わずに楽しめる外遊び10選
子どもたちにはなるべくお外で遊んで身体を思いっきり動かしてほしいですよね。
今回の記事では、道具を使わなくても楽しめる外遊びを10選紹介いたします。
急に大人数で遊ぶことになった、道具が無くても楽しめる方法を知りたい!というときに必見の記事ですよ。ルールも簡単で、幅広い年代で遊べるものばかりなのでぜひ参考にしてみてくださいね。
道具を使わない外遊び目次
- オオカミさん今何時?
- ことろことろ
- 門番じゃんけん
- ひょうたん鬼
- 魚とり
- ポコペン
- カバディ
- 手押し相撲
- 発射往来
- がっちゃ
道具なしでの外遊び1:オオカミさん今何時?
出典:保育のひきだし
子ヤギが「オオカミさん今何時?」と言いながら近づき、オオカミが「12時」と言ったら捕まらないように逃げるオニごっこ遊びです。
- まずはオオカミ役を決めます。
- 子ヤギ役の子たちはオオカミ役の子から離れて待機します。
- 子ヤギは「今なんじー?」と聞きます。
- オオカミは「3時」「6時」と答えます。
- 12時意外は「ああよかった」と子ヤギは言い、オオカミが答えた数字の歩数分オオカミに近づきます。
- オオカミが「12時!」と言ったらオオカミが追いかけてくるので子ヤギは逃げます。
- つかまった子たちが次のオオカミ役です。
「12時!」というオオカミの掛け声が、今か今かとドキドキしながらスリルを楽しめます。
数字や時計の学びにもつながるので、小さい子には遊びながら学べるというメリットがあります。
小さい子向けかと思いきや、意外にも高学年の子たちでも楽しめ、全速力で走る子どもたちの姿はとても楽しそうですよ。
オオカミさん今何時?の遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらをご覧ください
道具なしでの外遊び2:ことろことろ
ことろことろのおすすめポイント
- チームプレーが楽しい
- 頭と身体両方を使うことでストレス発散
ことろことろの遊び方概要
- 「オニ」と「逃げる列」を決めます。
- オニじゃない人は、前の人の肩をつかんで列を作ります。
- 列の先頭の人とオニが向かい合います。
- 「よーいドン」の合図で開始です。列は切れたら負け、最後尾の人にタッチされたら負けなので、オニにタッチされないよう逃げます。
- 1分以内にオニが列の最後尾の人にタッチできなかったらオニの負け。列の人が逃げきれれば列の人の勝ちです。
1人というよりみんなと一緒に楽しめるプレーなので子供たち同士のコミュニケーションにも良さそうです。
頭を使いながら身体を動かすのでストレス発散にも効果が期待できます。
激しく身体を動かすので水分補給などをこまめに取ると良いでしょう。
ことろことろの遊び方動画
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道具なしでの外遊び3:門番ジャンケン
出典:日本レクリエーション協会
追いかけるオニと、陣地(牢屋)に配置された門番とジャンケンをする鬼ごっこ遊びです。
- 逃げる役(子)とオニを決めます。このときオニは逃げる子の人数よりも少なくします。
- コートの中にオニの陣地(牢屋)を作り、門番を一人配置します。
- 決められたコートに子が逃げてオニがタッチします。
- タッチされた子はオニとじゃんけんをし、子が勝ったらふたたび逃げることができ、子が負けたらオニの陣地(牢屋)に入ります。
- 逃げている子は、陣地の前にいる門番に「門番ジャンケン!」と声をかけるとジャンケンができます。
- ジャンケンに勝つと陣地(牢屋)内にいる仲間を全員助けることができます。※ただし負けてしまうと陣地(牢屋)内に入ることになります。
決められた時間内に子が逃げきれれば子の勝ちです。
時間内よりも早く全員をつかまえたらオニの勝ちです。
思いっきり身体を動かすことでストレス発散になります。
普通の鬼ごっこよりもみんなと楽しんでいるという実感がわき、盛り上がります。
仲間が助けに来てくれることが嬉しく、子どもたち同士のコミュニケーションにも良いです。
門番ジャンケンの遊び方動画
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道具なしでの外遊び4:ひょうたん鬼
出典:ミックスじゅーちゅ
地面にひょうたんのような絵を描いて、ひょうたんの中に入っている人を、外側にいるオニがつかまえる鬼ごっこ遊びです。
- まず地面にひょうたんの絵を描きます。
- このときオニの人数が多ければひょうたんの絵を大きめに。オニが一人など少ない場合は、ひょうたんを小さめに描きます。
- ひょうたんの細いところはオニが飛び越えられるくらいのサイズにします。
- オニは線の中には入れませんし、線をふむこともできません。
- ひょうたんの中に入っている人がオニにつかまったらオニを交代します。
オニが手を伸ばしてつかまえようとすると子どもたちがスッと身体を沿って逃げ、夢中になって遊ぶ姿はとても楽しそうです。
オニにつかまらないように逃げ続けることで脚力を鍛えられ、持久力の向上にも効果が期待できます。
普通のオニごっこに飽きてしまった人にもおすすめです。
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道具なしでの外遊び5:魚とり
出典:ミックスじゅーちゅ
漁師(オニ)の網につかまらないように魚が走り抜けていく鬼ごっこ遊びです。
- まず長方形の枠を作ります。
- 短い辺の片側に魚たちがいて、真ん中に漁師(オニ)がいます。
- 漁師は真ん中で「あみを投げるぞー」と叫びます。
- すると魚たちが「わー」と言いながら反対側に走り抜けていくので、漁師はつかまえます。
- つかまったら、魚は漁師の「網」となり、一緒になって魚たちをつかまえていきます。
漁師(オニ)が増えていくので、逃げるのがだんだん難しくなっていく楽しい遊びです。
低学年の子や小さい子には長方形の幅を広くして全長をあまり長すぎないようにしてあげると、疲れずに楽しめます。
高学年の子であれば長方形の枠を大きく、長くしてあげると良いかもしれません。
たくさん身体を動かすことで持久力がつき、良い運動になります。
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道具なしでの外遊び6:ポコペン
ポコペンのおすすめポイント
- 誰がオニか分からないスリルが楽しめる
- 駆け引きや推理力も遊びの一部に
ポコペンの遊び方概要
缶蹴りと同じようなルールです。缶の代わりに木を目印にします。
- プレイヤーは「ぽこぺん、ぽこぺん、だーれがつっついたー」と歌いながら、オニの背中をつつきます。
- オニは誰がつついたかを当てます。当たった場合は鬼を交代して、また初めからやりなおしです。
- 間違えたらオニは30秒数え、その間にプレイヤーは逃げます。
- 数え終わったら、オニは隠れているプレイヤーを探します。
- 見つけたら目印(木)まで戻って、「〇〇ちゃん、ポコペン!」と言います。見つけられたプレイヤーは目印(木)の近くで待っています。
- まだ見つかっていないプレイヤーが目印をタッチして「ポコペン!」と言うと、プレイヤーの勝ちです。そのときプレイヤーは全員逃げることができます。オニは目印に戻って、もう一度30秒数えるところから始めます。
- オニが全員を見つけたらオニの勝ちです。
年齢層関係なく盛り上がる、ルールも簡単な遊びです。
オニに見つからないように目印のところまで行く、子どもたちのハラハラした姿が楽しそうです。
公園や、隠れる場所がたくさんあるようなエリアでプレーすると盛り上がりますね。
ポコペンの遊び方動画
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道具なしでの外遊び7:カバディ
出典:日本レクリエーション協会
攻撃と防御に分かれて競う鬼ごっこ遊びです。
- まずはドッジボールと同じようなコートを作ります
- レイダー(攻撃)1人とアンティ(防御)6人に分かれ、アンティは2人一組で手を繋ぎます。
- レイダーは「カバディ、カバディ」と言いながらアンティ側の陣地に入り、アンティの体にタッチし、自分の陣地を目指して移動します。
- レイダーが自分の陣地に帰ることが出来れば、レイダーの勝ちです。
- アンティがレイダーを囲む、レイダーに抱き着くなどして陣地に帰るのを止めることができたらアンティの勝ちです。
- レイダーが息切れして「カバディ」を言い続けられなくなったら、レイダーの負けです。
- レイダーは力任せにアンティを振りほどいてはいけません。その際は審判が判断します。
鬼ごっこを楽しめるだけでなく、仲間とのコミュニケーションにも良い遊びです。
アンティは仲間と協力してレイダーを捕まえるので、チームプレーが必要な遊びになってきます。
高学年の子であれば、コートを狭くするとレイダーとアンティとの攻防が盛り上がりを見せます。
カバディの遊び方動画
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道具なしでの外遊び8:手押し相撲
手押し相撲のおすすめポイント
- 小さい子でも簡単に遊べる
- 見ている側も楽しめるシンプルな遊び
手押し相撲の遊び方概要
2人で向き合って、手で押し合うだけの相撲遊びです。
- 2人が向き合って立ちます。
- 両足をしっかり付いて、手で押し合います。
- このとき足がその場から離れてしまったり、倒れたりしたら負けです。
手で押し合うだけでなく、手をスッと引くなどして相手の身体のバランスを崩すのも作戦のうちです。
小さい子でも遊べますし、危険性が少なく場所も選ばないので、いつでもどこでも遊ぶことができます。
大きい子になってくると、手をパンっと激しく押したりなどして盛り上がります。
手押し相撲の遊び方動画
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道具なしでの外遊び9:発射往来
出典:日本レクリエーション協会
- 3人で1組になり、列を作ります。
- 最後尾の人は「レッツゴー」と言って、真ん中のプレイヤーの背中を押します。
- 真ん中のプレイヤーは背中を押されたら、同じように「レッツゴー」と言って、先頭のプレイヤーの背中を押します。
- 先頭のプレイヤーは背中を押されたら、列から離れて走り、2人組を探して、最後尾の人の肩に手を乗せ、列の一部になります。
- 3人の列になったら2.と同じように「レッツゴー」と言い、中央の人の背中を押します。
- 繰り返します。
- どの組が一番多くドッキングできたかを競います。
- 制限時間内に多くドッキングできた組の勝ちです。
いろいろな仲間とドッキングすることによって、子どもたち同士のコミュニケーションにも良いです。
列の入れ変わりが激しいので、子どもたちの「レッツゴー」の声がたくさん聞こえ、盛り上がります。
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道具なしでの外遊び10:がっちゃ
出典:日本レクリエーション協会
ルールは鬼ごっことほぼ同じです。
- まずオニと逃げ役を一人ずつ決めます。
- 残りの人は2人でペアになり、散らばります。
- オニが逃げ役を追いかけ、逃げ役はどこかのペアに向かって走っていきます。
- ペアの片方どちらかの人に「がっちゃ」と言ってくっつきます。
- はじき出されたペアの片方の人は逃げ役となるので逃げます。
- オニにつかまったら、その人がオニ役です。
オニと逃げ役の人が向かってくるスリルを楽しむことができます。
いろいろなお友達とのがっちゃを楽しめます。
小さい子でも高学年の子でも盛り上がることができる楽しい遊びですよ。
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さくっと気軽に楽しめる遊びを紹介しました★
道具を使わない外遊び10選を紹介しました。
お友達みんなと楽しめ、仲間同士のコミュニケーションにも良い遊びばかりでしたね。
子どもたちは少しの時間があるとすぐに遊びを始めることが多いです。
そんなときはぜひ上記で紹介した、道具を使わないでも楽しめる方法を試してみてください。
きっとストレス解消になるだけでなく、瞬発力や洞察力なども鍛えられ、遊びを通して学べることがたくさんありますよ。そしてぜひ大人も一緒に子どもたちと遊びを楽しんでみてくださいね。
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